
吉野杉とともに歩むデザイン
エル・デコ2024年12月号にて、私たちの拠点である奈良県東吉野村、そしてフィリックスの活動について取り上げていただきました。
「吉野杉を中心とした自然と共生するデザイン」という想いを胸に活動してきた私たちにとって、東吉野村の魅力や素材への取り組みを言葉にしていただけることは、改めて自分たちの歩みを見つめ直す貴重な機会となりました。
特に印象的だったのは、フィリックスが語っていた「環境と共生する暮らしの在り方を、伝統技術と現代デザインの融合で再構築したい」という言葉。吉野杉をはじめとした地場の素材を生かし、伝統的な家屋を大胆にリノベーションする彼の姿勢は、私たちが大切にしてきた価値観と深く響き合うものでした。
また、フィリックスが話していた、幼少期から続く「問いかけを通してものごとを深く考える習慣」や「自由な発想を大切にする姿勢」は、ものづくりに携わる者にとって非常に示唆に富むものであり、私たち自身の在り方を改めて考えさせられました。
最後に、素晴らしい記事を掲載してくださったエル・デコさんと、素敵な写真を撮ってくださったMITSUYUKI NAKAJIMAさんに感謝を申し上げます。
これからも、いただいた期待に応えられるよう、そして吉野の自然と文化を次世代につなげていけるよう、一歩一歩、取り組みを続けてまいります。
▼記事はこちらからご覧いただけます。
[エルデコ12月号 特集:フィリックス・コンランさん 奈良・東吉野村での挑戦]
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Takumi Matsuda
Ha Partners