
東吉野村から始まる、新しい木のデザインのかたち。
このたび、『奈良もん』にて、弊社Ha Partnersの代表、フィリックスが取り上げられました。
記事では、東吉野村に拠点を移してからの私たちの活動や、吉野材を活かしたプロダクト開発について丁寧にご紹介いただいています。
フィリックス自身、英国にて家具ブランド「Maker&Son」を創業し、長年デザイン業界に携わってきましたが、2024年春、パートナーのエミリーとともに東吉野村に移住し、自然豊かなこの地で「Ha Partners」を立ち上げました。
中でも注目いただいたのは、吉野杉の“木口”を活かした新しい床材タイル。一般的な板目材ではなく、年輪の表情が見える木口をあえて上面に採用し、見た目のインパクトだけでなく、摩耗に強く、長く使える耐久性も兼ね備えた素材です。
このプロダクトは、原木から出るロスを極力減らしながら、香りや温もりといった吉野杉の魅力を最大限に引き出す設計となっており、国内外の住宅空間にも新しい価値を届けられる可能性を秘めています。
取材の中で「良い人たちに囲まれて、本当に豊かな時間を過ごしている」というフィリックスの言葉が印象的でした。
地域とのつながりが、私たちの活動において何よりの土台になっていることを、改めて実感しています。
最後に、素晴らしい記事を掲載してくださった『奈良もん』さんと、取材に来てくださった鮎さん(@ayu_no_shio_yaki_)に感謝を申し上げます。
今後も、この村の自然と共に生きながら、吉野の木材に新たな視点を加え、林業の未来にも貢献できるよう、一歩ずつ進んでまいります。
▼記事はこちらからご覧いただけます。
〈東吉野村〉村に移住した英国人がデザインする東吉野と木の未来/Felix Conranさん
Ha Partners
Takumi Matsuda