英国の有力メディア『フィナンシャル・タイムズ』にて、フィリックスが手がけた古民家再生の取り組みを紹介していただきました。

記事では、奈良県東吉野村という、自然豊かな小さな村で、140年以上の歴史を持つ古民家を再生し、新たな住まいへと生まれ変わらせたプロジェクトについて取り上げられています。祖父テレンス・コンランの時代から続く「再生」の精神を受け継ぎながら、日本の伝統工法と地元の素材を大切にした家づくりについても深く掘り下げていただきました。

特に印象的だったのは、地域の方々との関わりや、100年以上前に使われた伝統的な木組み技術への言及。普段、私たちが当たり前のように取り組んでいることが、こうして外部の視点から「文化の継承」として評価されることに、大きな励ましを感じました。

また、東吉野村の自然や人々の暮らしの丁寧さにも触れていただき、私たち自身がこの地に惹かれた理由を改めて見つめ直すきっかけにもなりました。

最後に、素晴らしい記事を掲載してくださったフィナンシャル・タイムズ社さんと、素敵な写真を撮ってくださったHaruhi Okuyamaさんに感謝を申し上げます。

これからも、古き良きものを未来へと繋げる家づくりに、真摯に取り組んでまいります。

▼記事はこちらからご覧いただけます。
Felix Conran’s Japanese forest home(FT)




 

Takumi Matsuda

Ha Partners